ポルトガルの世界遺産|ロマンと冒険を求めて

ポルトガルといえば、その昔大航海時代に海外貿易の先駆けとなっていたヨーロッパ最西端の国。

周辺一帯がすべて石で出来ている街・モンサント(エストレラ山脈の南東部)やイタリアンには欠かせない油・オリーブオイル、そして宣教師フランシスコザビエルなどの出身地として知られているスポットです。

地中海貿易の覇権争いの際に常に中心にいたポルトガルは、日本よりも小さな国土をもちながらも、ヨーロッパにおいて圧倒的な存在感を発揮している国として認知されています。

宣教師ザビエルの国というだけあって、世界遺産として認定されているものにも宗教系のものが多く、「トマールのキリスト教修道院」や「アルコバッサ修道院」が有名です。

個性豊かなヨーロッパの国々の中にあると、影の役回りになってしまいがちなポルトガルですが、実際はポルトガルがなければ大航海時代も開けませんでしたし、ポルトガルからあらゆる文化が始まったと言っても過言ではないほど重要な意味を握っている国だとされています。

また、ポルトガルにはおよそ13カ所もの世界遺産が点在しており、「リスボンのジェロニモス修道院とベレンの塔」や「ポルト歴史地区」、三万五千人ほどの人口を抱える「アゾレス諸島のアングラ・ド・エロイズモの中心地区」などの文化遺産が12カ所。

広葉樹や針葉樹が広く分布している「マデイラ島の照葉樹林」などの自然遺産が1カ所保存されています。

この世界遺産の数はヨーロッパの国々の中では少ない方なのですが、一つ一つが非常に濃い文化を抱えた世界遺産である為決して見劣りしません。

中でも「トマールのキリスト教修道院」は、他のどの国の世界遺産よりも評判が良く、936カ所もある世界遺産の中でも最も美しい雰囲気を保っているのではないかとも言われているので、気になる方はぜひチェックしてみてください。

ちなみにこの場所は1983年にユネスコの世界遺産に指定されたスポットであり、内部にある円堂の天井一面に美しい宗教美術の世界が展開されています。

入った瞬間に全身の毛が総毛立つほどの神秘的スポットなので、海外ではそういった表現はされていないのですが、日本で言うところの「スピリチュアルスポット」と言える場所なのかもしれません。

テンプル騎士団(レコンキスタで活躍した騎士)によって建設が着手されたこの場所は、長い歴史の中で修道院として使われ続けてきたスポットであり、ポルトガルの世界遺産の中で最も観る価値が高いと言われている世界遺産なので、「時間がなくて一カ所しか観ることができない」という方はぜひトマールのキリスト教修道院へ足を運んでみてください。

なお、トマールのキリスト教修道院は駅から十五分~二十分ほどで到着する世界遺産なので、移動するのが非常にスムーズです。

駅周辺を観光しつつ訪問することができるので、観光の際は駅周辺にあるものをチェックしながら歩いてみましょう。

ちなみにポルトガルにはあらゆるところに「パステラリア」と呼ばれる出店があります。

この出店はいわゆる軽食屋さんのような場所であり、お菓子屋を大量に扱っているのでお子さんなどをお連れの観光客からかなり人気のある風習です。

ポルトガルには美味しいお菓子がたくさんあるので、観光しながらパステラリアを探してみてください。

もちろん、主要な都市へ行けばお菓子だけではなく、美味しい料理がたくさん味わえるレストランがあるのでそちらも要チェックです。

ポルトガルの場合はオリーブオイルをたっぷり使った魚料理が名物なので、グルメな方はぜひ舌鼓を打ってみましょう。

レストランも世界遺産も素晴らしいところがたくさんありますし、とにかく日本と違って陽気で楽しい国なので、ポルトガルの文化に関心のある方はぜひ観光してみてください。